BRAVIAにtorne mobileをインストールしたらがっかりだった話
BRAVIAにtorne mobileをインストールしたのでレビューを書いてみる。結論から言うと、自分にとってはあまり良くなかった。
目次
torne mobileをインストールしたテレビと手順
torne mobileをインストールしたのは、2016に発売したBRAVIAのKJ-55X9300D。インストール自体は簡単で、リモコンの「Google Play」ボタン押して、検索窓で「torne mobile」を検索してインストール。インストールしたらアプリを開く。
録画番組を見るためには「視聴再生機能」の購入が必要なので、アプリが起動したら、下のカートの中から、「視聴再生機能」を選択して購入。
ちなみに、iOS版と、android版のtorne mobileは別なので、iOSで視聴再生機能を購入していても再度購入が必要。
使ってみての印象
まず、リモコンの「Google Play」を押して、「マイアプリ」の「torne mobile」を選択して開くんだけど、アプリが起動するまでが遅い、というか、アプリを起動するまでの操作が多い…。Android TVはこれらの操作に対するレスポンスが遅いから余計に遅く感じる。
それがちょっと残念。
torne mobileが起動したら、「ビデオ」の中の見たい番組を選ぶ。起動してからの操作は結構ストレスなく動いてくれる。ここはさすがtorneやねー。
で、録画番組を再生すると…
ちょっとコマ落ちする(笑)
コマ落ちと言っても見れないレベルではないけど、たまーに引っかかる感じ。1分再生したら1、2回ぐらい画面がカクつくか、音声が途切れる。ニュースとかならいいけど、ドラマや映画だったら没入感が妨げられてちょっと…。
テレビとnasneは、有線LANで接続してるのでネットワーク帯域は足りないはずはないんだけど、受信解像度をSDに切り替えてもダメ。てか、同じ録画番組をルームリンク経由で見たときはコマ落ちや音声の途切れは発生しないし、iPhoneのtorneで再生したときにはこんなことはなかったので、nasne側の問題はないはず。なんというか、AndroidTVの処理が追いついてない感じ。
Braviaでtorneを快適に使うにはまだSoC性能が足りない?
BraviaのSoCはどのくらいの性能なのかというと、非公開みたい。でも気になるので調べてみると、どうもARM MT5891らしい。うーん、遅いよね…。
まとめ
ルームリンクでnasneの録画番組を再生したときは、CMスキップのインデックスがうまくいかない時があるんだけど、torneで再生したときはそういったことが起きないのはいいね。あと、1.2倍再生もtorneならできるから、それは便利やね。
でもトータルとして、BRAVIAでのtorne mobile利用はあまりおすすめできない。やっぱり再生中にコマ落ちするのはすげー気になるもん(笑)。これは、torneが悪いのではなく、AndroidTVのパフォーマンス不足だと思われる。インストールしたのがBRAVIA KJ-55X9300D(2016発売)だから、SoCがこれよりもっと早ければ違った印象になったかも。まあそもそも、AndroidTV自体がレスポンスが悪いので、sonyにはSoCの性能の大幅向上をお願いしたいなー。
価格:21,384円 |
参考リンク
- 西田宗千佳のRandomTracking 放送見るだけのテレビから脱却。ソニーAndroid TVの狙い AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/704518.html - 奥行き37mmでエリア駆動のX9300D、ハイレゾ強化のX9350Dなど、ソニー4K BRAVIA AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/751300.html