Raspberry piのCPU温度を取得して記録する

Raspberry piのケースを変えたので、その放熱性能を調べて記録する方法についてメモ。

目次

今現在のCPU温度を取得する

これは簡単! ターミナルから下のコマンドで取得できる。

vcgencmd measure_temp

取得したCPU温度をファイルに記録する

上のコマンドを使って、CPU温度とCPU温度を取得した日時をファイルに追記するスクリプトを書く。

#!/bin/bash

echo $(date "+%Y-%m-%d %H:%M"), $(vcgencmd measure_temp) >> /home/pi/templog.log

次に、このファイルに実行権限を付与する。

chmod +x measure_temp.sh

作成したらテスト。

./measure_temp.sh

このスクリプトを実行すると、CPU温度を取得した日時と温度がホームディレクトリにできたtemplog.logに記録されるはず。catでファイルを見てみる。

cat templog.log

スクリプトを自動実行させる

問題なく記録されていたら、次はこのスクリプトをcronで自動実行させる。下のコマンドで、cronjobの設定を変更する。

crontab -e

エディタが開いたら下のcronjobをファイルの一番下の行に追記する。(今回は10分毎にスクリプトを実行して記録するようにした)

00,10,20,30,40,50 * * * * /home/pi/measure_temp.sh

これで、10分毎に温度を記録してくれる!

ただ、一つのファイルにずっと追記していくので、ファイルを日付毎にしたい場合はスクリプトを下のようにする。

measure_temp.sh
#!/bin/bash

echo $(date "+%Y-%m-%d %H:%M"), $(vcgencmd measure_temp) >> /home/pi/templog_$(date "+%Y-%m-%d").log